新日本プロレス12日大阪城ホール大会で行われたKOPW争奪戦は保持者の鷹木信悟(39)がタイチ(42)の挑戦を退け防衛に成功した。
両者は10分間でより多くのピンフォールカウントを奪った方が勝者となる「鷹木式10分無制限ピンフォールマッチ」で激突。短期勝負とあって、互いに序盤から積極的にカウントを取り合いに行く。
試合はグラウンドコブラで3カウントを奪うなど、鷹木優勢で進んでいく。残り時間1分が近づいたところで10対6の4カウントリードとなった鷹木はパンピングボンバーを発射。しかしこれをカウント1で返されると直後のフォールでもカウントを奪えず、11対6の状況で残り時間は1分を切った。
後がないタイチは怒とうの猛攻を仕掛けてくる。残り時間10秒を切ったところで鷹木はタイチ式外道クラッチに捕らえられてしまうが、カウント3でキックアウト。直後のフォールも1で返し、最終的には1カウントのリードを守り抜いて試合終了のゴングが鳴らされた。
辛くも逃げ切ってKOPWのトロフィー防衛に成功した鷹木は「俺が(ルールを)提案して負けたら格好つかないからね。でも10分、キツかったな。相手もいるし、時間のプレッシャーもあってめちゃめちゃ息あがったね。まあこれもひとつ、KOPWがプロレスの幅を広げたんじゃないか?」と充実の表情。タイチには4月広島大会の争奪戦に続いて連勝となり「取りあえず、これでいったん終わりだ」と宣言した。
鷹木の視線は早くもこの日に出場メンバーが発表された「G1クライマックス」(7月16日、札幌で開幕)に向けられている。「たった今から俺は『G1モード』に突入する。俺は昨年IWGP世界ヘビーを巻いた。NEVERも巻いた。KOPWも保持してるが、リーグ戦やトーナメントでは優勝したことねえんだよ。鷹木信悟ここにありってところを見せるんだったら、ここしかねえだろ! 30代最後の夏らしく、最高の思い出を作ってやる」と、ビッグタイトル奪取へ闘志を燃やしていた。












