コロナ禍で日経平均は3万円を超えるのか。25日、日経平均は2万8822円で終え、1990年8月3日以来、およそ30年5か月ぶりの高値水準となっている。

 連日の高騰にウハウハなはずの金融関係者は「この1週間を乗り切ってくれれば」と話す。世界中で新型コロナウイルスが蔓延する中、高騰を続ける株価は、実体経済と乖離があるとの指摘もある。「相場のことは相場に聞け」という格言があるように、未来のことは誰にも分からない。

 一方で不思議な法則がある。理論的に説明できないものの、法則性があることを「アノマリー」という。干支の相場格言では昨年の「子」は「繁栄」。コロナショックで昨年3月19日に1万6358円をつけたが、異例の金融緩和で日経平均は2万7000円を超え、まさに“繁栄”の一年だった。しかし、今年の干支「丑」は「つまずき」なだけに警戒心が必要だ。

「根拠がないといってもアノマリーはやっぱり気になります。特に警戒しているのは、10年に一度来るといわれる世界的な大暴落」(金融関係者)

 1987年ブラックマンデー、97年アジア通貨危機、08年リーマンショックという世界的な暴落が、およそ10年周期で起きている。3度の暴落は、太陽の黒点数と関係があるとされる。これが「太陽黒点説」と呼ばれる恐怖のアノマリーだ。太陽の黒点数が少なくなると、経済活動に悪影響を及ぼすという。

 太陽の黒点数は約11年周期で増減を繰り返しており、昨年の新型コロナが世界的大暴落のブラックスワンと思われたが「米国を中心とした大規模な金融緩和で最大のピンチを乗り切れたのかもしれません」(同)。

 現在、太陽の黒点数は上昇傾向にあるという。

「バブルというのは、みんながバブルということに気づいてないからバブル。みんなが警戒しているうちはバブルではない」(同)

「10~12月相場が強いと1月は弱い」というアノマリーもあるが、これも今月末でクリアすれば、2月はさらなる株高が見えそうだが…。