【病院通いになる前に健康寿命を伸ばす! プレメディカルケア】スポーツトレーナー・永井正彦氏が実際の相談事例をもとに解説する健康アドバイス企画。今回は“発声”についての相談です。

【お悩み】声が聞き取りにくいと言われ、よく聞き返されます。心がけることは?(70代男性)

【アドバイス】人に会う前に、うがいしながら声を出しておこう!

【解説】声が聞き取りにくい方は、口が動いていない傾向があります。相談に来られた男性も、まるで腹話術でしゃべっているかのように口がほとんど動いていませんでした。

 男性には口をしっかり動かすトレーニングとして、母音となる「あいうえお」の発声を毎朝10回程度行うことを勧めました。

 声の出し方も重要です。男性には声を前に押し出すようなイメージを意識し、声のトーンもワントーン上げてしゃべることを心がけるよう伝えました。

 70代以上の場合、口の中が乾きやすいために声がかすれることもあるので、のど飴を携行したり、こまめにうがいをするなど、喉ケアも意識してください。ちなみにうがいをしながら声を出すと、口の奥にある咽頭が開閉し、声をより出しやすくなるので一石二鳥です。

 姿勢も大事です。背中が曲がっていると声が張らないため、人と話をする時は、少し胸を張って背筋を伸ばして声を出してみてください。ラジオ体操で最後に行う深呼吸を繰り返すことでも声を出しやすくなります。