西武、巨人、オリックスで通算525本塁打をマークした清原和博氏(54)が、リーグ戦が再開する17日からの中日―巨人戦(バンテリン)に2試合連続で解説を務めることが決まった。

 東海ラジオが中継する「ガッツナイター」に出演し、17日は元中日監督の谷繁元信氏(51)、18日は元中日、巨人でプレーした井端弘和氏(47)とそれぞれダブル解説を行う。これに色めき立っているのが中日側だ。「何を解説するのかすごく興味があるけど、清原氏は古巣巨人とはいろいろあったし、今では中日びいきで応援してくれるはず」と期待を寄せている。

 PL学園の2年後輩である立浪和義監督(52)と親交の深い清原氏は2月に沖縄での中日キャンプを訪れ、石川昂や鵜飼ら若手野手陣に直接アドバイスを行った。キャンプ視察後、清原氏は立浪監督に「本当にありがとう。今まで生きてきて良かった」とLINEでメッセージを送信し、先輩、後輩の関係を超えた2人のつながりがクローズアップされたほどだ。

 しかし、清原氏が5月25日の西武戦(バンテリン)のテレビ中継を解説した際、中日は泥沼の7連敗。すると、試合後、立浪監督とのインタビューで勝利を後押しできなかったことで「今日は本当に申し訳ない」と謝罪するシーンもあった。

 それだけに中日関係者は「清原さんは本当に律義な人。今回は何としても清原さんの目の前で勝利を届けたいね。今回、解説する2試合とも負けてしまったら、さらに気にしてしまうかもしれない。今後もどんどん中日を応援してもらうためにも何としても勝たないといかん」と鼻息を荒くする。

 清原氏の解説する目の前で今度こそ立浪竜は勝利を届けることができるか。