欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝前に発生した大混乱について、開催地のフランス政府がリバプールを猛批判した。

 28日に行われたレアル・マドリード(スペイン)とリバプール(イングランド)の決勝では、偽チケットを持ったサポーターが押しかけ、阻止しようとした機動隊が催涙スプレーをまくなど大混乱。試合開始が35分遅れた。

 2024年にパリ五輪を控えながら、トラブルを制御しきれなかったフランス政府に対し、英国側などが批判。一方のフランス側は偽チケットを保有したファンの多くは英国からのサポーターと主張した上で、両クラブを比較しリバプールにダメ出しした。

 欧州メディア「ポリティコ」などによると、アメリー・ウデア・カステラ・スポーツ相はフランス「RTL」に対し「レアル・マドリードが空港からバスのスケジュールを組み、最初から最後まですべてを管理することでサポーターがパリに来ることを手配してきた。リバプールがサポーターを野放しにしたこと対照的。大きな違いだった」と、皮肉を込めて非難した。

 検証作業が進む一方で、責任のなすり合いになってきた格好。一大イベントで発生した大騒動は、まだまだ波紋を広げそうだ。