西武・山川穂高内野手(30)が28日のDeNA戦(ベルーナ)で〝カーブ地獄〟を断ち切る16号2ランを放った。

 3回二死一塁で迎えた第2打席、山川は相手先発・上茶谷の94キロカーブを引きつけて、バックスクリーンにズドン。3試合ぶりとなる一発を豪快に突き刺した。

 山川が「さすがにカーブを待ちました」と振り返ったように、初回の第1打席でも5球中3球の〝カーブ攻め〟で三振を喫していた雪辱を果たした。

 山川とカーブの因縁は13日の楽天戦(楽天生命)にさかのぼる。その試合で滝中をリードした元西武の同僚・炭谷銀仁朗捕手が、2018年&19年キングの山川に対して3打席12球連続カーブという極端な配球で、四球、三振、三ゴロと翻ろう。以後、対戦球団は一様にこの〝カーブ攻め〟を踏襲するようになり、独特のステップをする山川は「カーブを待てない」という刷り込みに成功していた。

 山川の一発はこの〝カーブ地獄〟にひとまず終止符を打つことになるのだろうか。