【次は私たちの番! ロコ・ソラーレの壁に挑むライバルたち(1)】北京五輪銀メダルのカーリング女子日本代表ロコ・ソラーレ(LS)が日本選手権(21~29日、北海道・アドヴィックス常呂カーリングホール)で凱旋試合を迎える一方、昨年9月の日本代表決定戦でLS相手に涙を飲んだフォルティウスは、ライバルにひと皮むけた姿を見せつける。
もう同じ思いはしたくない。北海道銀行(当時)の一員として挑んだ日本代表決定戦は2連勝しながらも、まさかの3連敗。あと一歩のところで北京五輪への道が途絶えた。スキップ・吉村紗也香(30)は「悔しいという気持ちが日に日に増していきました。すぐに切り替えることはできなくて、終わって一週間ぐらいは廃人みたいな感じだった」。一時は休養も頭をよぎったが「代表決定戦の悔しさが一番大きかった。もう一度五輪を目指したい」と再スタート。昨年11月末で北海道銀行とのスポンサー契約は終了したものの、同12月にはクラブチームのフォルティウスを立ち上げ、新たなスタートを切った。
北京五輪では何度も死闘を繰り広げたLSが、2大会連続のメダルを奪取。「LSが銀メダルを取って悔しい思いもあった反面、世界にも日本はこんなに強いんだぞと示してくれたのは本当にうれしかった」と喜びを口にしながらも「今まで一緒にライバルとして戦ってきた仲間とまた対戦できるのはうれしいし、刺激をもらっているチームなので、次また戦うのが楽しみ」と負けん気をのぞかせた。
群雄割拠の女子カーリング界は、2011~14年に4連覇を達成した中部電力以降、連覇を果たしたチームがいない。「メンバーもほとんど(北海道銀行の時と)変わっていないが、チームが新しくなってから初めての大会なので、いいスタートを切りたい。今はすごくいい準備ができてきているので、連覇を目指したいし、どのチームともいい試合がしたい」。早くも始まった4年後のミラノ・コルティナダンペッツォ五輪に向けた戦いで、チーム初のタイトルをつかみ取る。












