中日のドラフト2位ルーキー・鵜飼航丞外野手(22=駒大)が47打席ぶりに待望の一発を放った。

 8日の阪神戦(バンテリン)に「8番・右翼」で先発出場。1点ビハインドの5回一死一塁で相手先発・西純の初球、ど真ん中の141キロフォークを一閃すると、打球は左翼席中段に突き刺さる特大の逆転3号2ランとなった。

 スタンドインを確信しながらゆっくりと歩き出し、ガッツポーズを見せてダイヤモンドを1周。〝確信歩き〟について「初めて確信したので。芯を食ったので、行ったなという感じだった。いつもなら結構、二塁ぐらいを回ってからホームランと分かるので慣れてなかったですね。スピードを上げればいいのかも分からなかったので。そんなにゆっくり回っているつもりはなかったんですけど」と笑顔で振り返る。

 4月17日の広島戦(マツダ)以来、21日ぶりの本塁打。6回に5号ソロを放った石川昂とのアベック弾となったが「悔しかったですね。昂弥が打っている中で自分はなかなかホームランが出ていなかったので。打ちたい気持ちはずっとあったので結構、悔しかった」とライバル心をのぞかせた。

 チームは終盤に逆転負けを喫したため「あのまま勝てれば良かったが、負けてしまったので、まだまだだなと思った」とがっくり。

 それでも石川昂とは将来的に竜の3、4番を担うことが期待されており「クリーンアップを打ってチームの軸として打てるような選手になって、チームの顔になりたい」と意気込んでいる。