男子テニスの元世界ランキング1位アンディ・マリー(34=英国)が、ウィンブルドン選手権の主催者がウクライナに侵攻したロシアとベラルーシの選手を出場禁止にしたことに、「正解はない」との見解を示した。
英政府が同国内での大会に出場するロシア勢について、プーチン政権を支持しないという文書への署名を義務付けることを決定。これを受けてウィンブルドン選手権の主催者は、ロシア勢の参戦可否について協議してきたが、大会エントリーを禁止すると発表。男子プロテニス協会(ATP)など各団体が反発し大きな波紋が広がっている。
こうした状況の中、英「BBC」によると、マリーは「私は(ロシア)選手が禁止されるのを支持していません」とし「ロシア人とベラルーシ人が戦争とロシア政権に反対しているという宣言に署名すればプレーできるということでした。(その結果)選手またはその家族に何かが起こった場合、どれほど不快なことになるかわかりません」と語ったという。
さらに元世界ランク1位は「正しい答えはないと思う。ロシア選手の何人か、ウクライナ選手の何人かと話をした。彼らには不公平に思えるかもしれませんが、ウィンブルドンで働く人々がどれほど困難な立場にあったかを知っています。そして私はどちらか一方をサポートしません」と複雑な胸中をのぞかせた。












