巨人・今村信貴投手(28)が30日の阪神戦(東京ドーム)に2番手で登板し、1イニングでまさかの5四球を与える大乱調となった。

 ここまで10試合に登板し、防御率0・00だった左腕が思わぬ形で失点した。首脳陣に任されたのは2―2の7回。先発したシューメーカーが6回2失点で降板した後を受けた大事なマウンドだった。先頭打者の糸井こそ空振り三振に仕留めたものの、続く糸原に四球。二死一塁となってから梅野と代打・山本に連続四球を与え、すべての塁を埋めてしまった。

 ここで踏ん張れれば良かったが、近本にはストレートの四球で痛恨の押し出しで勝ち越し点を献上…。なおも二死満塁。傷口は最小限にとどめたいところで、中野に粘られてフルカウントからの144キロを中前へはじき返され、さらに2点を失った。

 巨人ベンチはそれでも今村を交代させなかったが、左腕は佐藤輝にも四球。再び二死満塁となり、ついに3番手に畠を送ったが、大山に押し出し四球…。糸井に2点適時打を許し、一挙6点を失った。

 巨人ではキャンプから桑田投手チーフコーチが音頭をとり「制球力アップ」を目指し、四死球の削減に取り組んできたが、この日は振るわなかった。