最高の親孝行だ。世界最高峰のアクションスポーツ国際大会「Xゲーム」2日目(23日、千葉・ZOZOマリンスタジアム)、スケートボード女子パーク決勝は、東京五輪金メダルの四十住さくら(20=ベンヌ)が優勝。同銀メダルの開心那(13=WHYDAH GROUP)が2位、3位には手塚まみ(20)が入った。

 小さく遠慮気味なガッツポーズだった。「五輪の時よりも自分のやりたいことができなかった」と謙遜したが、2本目に空中で1回転半する大技「540(ファイブフォーティー)」を成功。自身初となる「Xゲーム」での金メダルに「スケートやBMXなどのアクションスポーツの人たちにとって、Xゲームは五輪並みにすごいので、その2つで金メダルを取れてうれしい」と笑顔が弾けた。

 23日は母・清美さんの誕生日。決勝後には金メダルを首にかけてあげたといい「めっちゃ喜んでいました。抱きついてきました(笑い)。『誕生日おめでとう』と言ったら『ありがとう』と返してくれました」と照れた様子を見せた。

 学生時代は清美さんの運転で遠方の練習場へ行って深夜まで猛練習。さらに動画を撮ってフォームをチェックするなど、どんな時も娘をサポートしてきた。四十住も「やっぱり1人じゃここまで来れていない。運転とか、ご飯とか、毎日作ってくれているし、私のできないことを全部やってくれていた」と話すほどだ。

 親子でつかんだ「Xゲーム」の頂点。千葉のさくらは散ったはずだが、この日は再び満開のさくらが咲き誇っていた。