J1FC東京のMF松木玖生(18)が16日、アウェーの札幌戦に先発して出身地の北海道に凱旋した。北海道・室蘭出身のルーキーは、0―0の後半アディショナルタイムに、MFアダイウトンの右クロスにゴール前へ走り込むが、わずかに合わず、ボールは逆サイドに抜けてしまった。触ればプロ初ゴールで決勝点の可能性が高かっただけに、悔しさをあらわにした。

 前半19分には最終ラインからのロングボールに合わせるように走り込んでペナルティーエリア内で相手DFを背負うポストプレーでボールをキープすると、右サイドのFW永井謙佑へとパスを出す。永井はシュートを放つも、GK菅野孝憲にセーブされてしまった。また同20分にDF森重真人のロングボールにタイミングよく抜け出して受ける。相手選手を抜けば、チャンスになったところだが、阻止されてしまった。そんな抜け出しのうまさや、卓越したボディーコントロールも披露した。

 NHKBS1の中継で解説を務めた元日本代表FWの佐藤寿人氏は「ルーキーとは思えない。開幕から戦力の一員としてプレーしているのはスゴイ。ゴール、アシストといった数字が出てくるともうひと皮むけてくる」と絶賛。試合後には、松木が小学校時代にプレーした室蘭大沢FCの先輩である札幌のDF宮澤裕樹(32)とユニホーム交換を行った。