巨人が10日のヤクルト戦(東京ドーム)に1―2で敗れて首位陥落。先発したドラフト3位・赤星優志投手(22)は7回を投げて5安打2失点(自責1)と好投するも、打線の援護に恵まれずプロ初黒星を喫した。
終始、粘り強い投球で燕打線と対峙した。初回を三者凡退に抑えた赤星は、続く2回には太田に二塁打を許し一死二塁のピンチを招くも、後続を冷静に抑えて無失点。その後は1点リードの4回、山田に同点ソロを浴びて振り出しに戻されたが、6回までその1失点のみと意地を見せていた。
試合が動いたのは7回。ここまで安定していた制球に乱れが出始め、四球と安打から二死二、三塁のピンチを招く。打席には相手先発・高橋を迎え、なんとかここで流れを断ち切りたいところだったが、フルカウントで迎えた9球目、ワンバウンドとなった128キロのフォークを小林が後逸し、その間に三走・オスナが生還。〝鉄壁〟の女房役のミスで手痛い1点を失った。
結局この回は最少失点で切り抜けた赤星。自己最多121球を投げ切るなど収穫もあったが「7回二死からの四球がすべてです。桑田コーチから1回、5回、7回が難しいと言われてきたので、次回までに意識して修正したいです」と7回の乱れを猛省した。
それでも成長の跡が見て取れた右腕に桑田コーチは「非常にテンポも良く、制球も良かったと思います。本当に勝たせてあげたかったなという試合ですね」と同情。「(課題は)四球をきっかけに失点をしてしまったところですかね。でもそうは言っても7回2失点で投げ切ったのは非常に素晴らしかったです」と称賛した。
この日は勝利には結びつかなかったものの、新人ながら先発ローテの柱をしっかりと守る赤星へ、首脳陣の期待は今後もより一層高まりそうだ。












