今季限りでの引退を表明していた巨人・阿部慎之助捕手(40)が23日、19年間にわたる現役生活に別れを告げた。
この日は6回に代打で出場し、いきなりの死球。結果的に現役最後の打席となった8回の2打席目は二ゴロに倒れ「あの打席が最後になるって思ってなかった。だけど、あれが僕の今の力」とかみ締めた。
球界屈指の大打者の最後に試合後はGナインだけでなく、日本一を競った鷹ナインからも胴上げされ「この重い体を10回も上げてもらってうれしいなと思います。本当に恵まれた19年間だったなと思います」と感謝を口にした。
最後まで全力で駆け抜け、少年時代から明け暮れた野球漬けの生活からも“卒業”。24日からはもう練習する必要もなくなる。バットを置く背番号10は何をするのか…。
阿部は「明日から? 週刊誌に気をつけよ。それしかないでしょ(笑い)。あんなハチャメチャに書かれて…」と報道陣の笑いを誘ったが、もちろん阿部一流のジョークだ。すぐに居直って「ウソです。家族サービスします。ロクにお父さんっぽいことができなかったので、できる限り、家族に時間を使ってあげようかなと思います。イチローさんみたいに明日から打撃練習したりしません。さすがにもういいかな」と最後は“らしさ”全開で慣れ親しんだ本拠地を後にした。












