開幕一軍へ猛アピールだ。ソフトバンクのドラフト4位ルーキー・野村勇内野手(25=NTT西日本)が13日のヤクルトとのオープン戦(神宮)に「1番・二塁」でスタメン出場し、ソロ本塁打を含む3安打2打点と大暴れした。

 かねて内野ならどこでも守れる守備と周東にも匹敵すると言われる俊足には定評があった。それがこの日は初回に四球で出塁してグラシアルの適時打で先制のホームを踏むと、2回一死走者なしからの第2打席では中越えに二塁打。さらに4回の打席では二死二塁から高橋のカーブを左前に運んで〝プロ初打点〟をマークした。

 極めつけは6―5と1点差に詰め寄られた直後の9回だ。先頭の野村勇はカウント1―2と追い込まれながら、マウンド上の星が三振を奪いにきたフォークをすくい上げるように捉え、左翼席へ放り込んだ。「とにかく自分のスイングをしようと打席に入りました。追い込まれてからコンタクトすることを考え、ホームランという最高の結果になりました」

 昨年3月に結婚し、9月には長女も誕生した。25歳のルーキーパパは開幕一軍どころか、レギュラー奪取まで視野に入ってきた。