巨人・今村信貴投手(27)が26日、広島とのオープン戦(那覇)の4番手で登板し、3回1安打無失点の好投を披露した。

 昨季は開幕ローテ入りを果たしたが、7月からリリーフに配置転換。チームがシーズン終盤に先発陣のコマ不足に陥り、今村には6枚目の役割を期待されたものの首脳陣の判断は厳しかった。8月下旬に二軍落ちとなり、勝負どころで一軍から呼ばれることはなかった。

 今季で11年目を迎える左腕は春季キャンプも二軍スタート。しかし、2次キャンプの沖縄から一軍に昇格すると、17日のロッテとの練習試合では1回無失点で3三振を奪い、20日のDeNA戦でも2回無失点3奪三振と猛アピール。この日まで計6回で失点はなく、イニング数を上回る7Kとなった。

 今村は「状態を維持しながら課題に取り組んでいけば、開幕も見えてくると思うので。まだまだアピールする立場なので、しがみついて頑張りたい」と懸命だ。

 そんな左腕の頑張りを原辰徳監督(63)も評価した。先発候補かを問われると「もうそう思いますよ。実績もあるしね。いいピッチング、自分を出せた時は相手チームは嫌がっているピッチャーですから」と認めた。

 エース菅野が開幕投手を務めることが濃厚なこと以外、先発ローテは固まっていない。昨季は屈辱も味わったが、このまま安定感ある投球を続ければライバルたちを蹴落とす可能性も十分ありそうだ。