巨人の春季沖縄キャンプに参加中のドラフト2位・山田龍聖投手(21=JR東日本)が21日に、先輩ナインから温かく迎え入れられた。

 19日から一軍に合流した山田だが、控えめな性格も相まって、主力級の選手に交じりながらの練習にはまだ緊張を隠せない様子。昇格後初実戦となった同日の広島戦では「2イニング目途中まで緊張しすぎて、何も覚えてないんですけど…」と、ガチガチになっていたことを告白していた。

 その緊張ぶりは、この日の練習にも表れた。投手陣で行った投内連携の際、捕球した白球を二塁に送るはずが大暴投。「しまった…」と言わんばかりの表情を浮かべると、仕切り直しの2回目もまたまた悪送球となってしまう。

 山田はこわばった表情を崩せずにいたが、ここで温かなエールを送ったのがエース菅野をはじめとした先輩ナインたちだった。「気持ちわかるよ~!」「大丈夫大丈夫~!」と大合唱すると、心なしか落ち着きを取り戻したルーキー。続く3回目でなんとか送球を決めた。

 先輩たちの優しさで徐々に通常運転に戻ると、その後は若さあふれるキレのあるプレーを連発。まさしくルーキーらしい、初々しい一幕となった。
 
 なお、投手陣きってのいじられキャラ・今村がミスをした際には、エース菅野から「勘弁してくれよ!」「おいおいおい!」と容赦ない言葉が浴びせられており、「アメとムチ」の使い分けはきちんとされているようだった。