北京五輪フィギュアスケート男子のメダリストが8日の会見で4回転半ジャンプに挑戦したものの、失敗に終わって3大会連続の表彰台を逃した羽生結弦(27=ANA)について見解を語った。

 初の五輪で銀メダリストとなった鍵山優真(18=オリエンタルバイオ・星槎)は「今の日本の男子はとてもレベルが高いと思っていて、その中の一人として五輪の代表に選ばせていただいて五輪に演技をするのはとてもうれしい。2人の先輩がいてとても心強いなと思ったし、初めてだったのでわからないことだらけだったけど、たくさんの人に手助けしてもらったからこそ、演技に集中できたと思う」。銅メダルの宇野昌磨(24=トヨタ自動車)らと合わせて羽生へ感謝した。

 また宇野は羽生のすごさをこう表現した。「日本のフィギュア界をずっとゆづ君は引っ張っている。僕にはみなさんの思い、プレッシャーを背負って競技するのことはできない。彼にしかできないと思うし、どんどんフィギュアスケートのレベルが上がっていく中でスケートを続ける年齢が短くなりつつあるけど、その中でもトップに居続けるゆづ君の存在はすごい。またその中でもさらに上にいこうとする姿勢は、本当にまねできない」

 悲願の金メダルに輝いたネーサン・チェン(22=米国)は「結弦が、この競技のために今までしてきてくれた貢献は本当に素晴らしい。4回転アクセルの挑戦は惜しかったと思う。結弦はこの競技を進化させているんだとも思う。彼は素晴らしいスケーターだ」と賛辞を惜しまなかった。