今年こそレギュラー奪取なるか。中日の根尾昂内野手(21)がもがき苦しんでいる。2018年ドラフトで4球団が1位指名で競合した逸材ながら、気がつけば4年目。今季は立浪新監督の意向から外野1本で勝負することになった。
課題は打撃だ。昨季は初の開幕スタメン入りを果たして72試合に出場したものの打率1割7分8厘、1本塁打、16打点。それだけに今キャンプは「やっぱり打つことが一番」と言い「昨季も打てていないし、同じように打ったら同じような成績にしかならないので、変えないといけない」と決意を新たにしている。
しかし、7日のシート打撃では〝直球のみ〟の縛りがある中で福島、清水を相手に二飛、二飛、二ゴロの3打数無安打と見せ場ナシ。根尾を含めた若手野手がそろって低調だったこともあり、一軍キャンプで指揮を執る片岡二軍監督は「(新型コロナ陽性で隔離中の立浪)監督も物足りなさを感じていると思う。速い球に振り負けている。全体的に若い選手のスイングだったり、打球だったり、アウト、セーフ関係なく、真っすぐ一本と分かっているのであれば、もう少し違った内容を期待していた」と苦言を呈した。
根尾は昨秋キャンプからノーステップ打法に取り組んでいるが、この日はシート打撃後、個別のフリー打撃で再び右足を上げる打法で練習を始めるなど試行錯誤を続けている。
その強肩ぶりは外野争いのライバルで、ドラフト2位・鵜飼航丞外野手(22=駒大)が「一緒に練習していて、後ろから見ていたらヤバい。150キロオーバー投げられる肩を持っているので投げ方もうまい」と一目置くほど。根尾も「他の選手に負けない武器は持っていると思っているので、そこは自分の武器を研いでいきたい」と長所を生かすつもりだが、外野の一角を勝ち取るには、課題の打撃で結果を残すしかない。












