これが大舞台の重圧か――。北京五輪のスノーボード女子スロープスタイル決勝(6日、雲頂スノーパーク)、岩渕麗楽(20=バートン)は80・03点で5位。表彰台を狙った3回目の最後のジャンプで着地に失敗し、わずかに及ばなかった。

「正直悔しい気持ちと、自分に少しがっかりしています」

 競技を終えた岩渕は、開口一番そう語った。前回の平昌五輪14位から大きく順位を上げたが、納得できる結果ではなかった。「最後は結果のことが頭にちらついてしまって、滑りじゃなくて結果優先な感じになってしまったのが自分の中であって、それがいい滑りにつながらなかったのかな」と反省点を交えて振り返った。

 4年前と比べて「風も落ち着いているし、ベストに近いコンディションでできた」と話す一方で「やっぱりメダルのプレッシャーってすごくて、なかなか楽しい気持ちよりも自分を追い込んでしまう気持ちのほうが大きかったと思います」。岩渕はミックスゾーンで目に涙を浮かべながら率直な心境を明かした。

 ただし、まだ戦いは終わっていない。14日にはビッグエア予選を控えている。同種目は平昌五輪4位。メダル獲得の可能性は十分考えられる。

「この気持ちを引きずらないようにしっかり切り替えて、自分の滑りに集中して結果にメダルがついてくるように。自分の滑り第一でしっかり集中していきたいと思います」と岩渕。残されたチャンスを生かすしかない。