北京五輪フィギュアスケート団体戦の男子ショートプログラム(SP)が4日に行われ、世界王者ネーサン・チェン(22=米国)が圧巻の演技を披露した。
冒頭の4回転フリップをはじめ、基礎点が1・1倍となる後半には4回転ルッツ―3回転トーループを鮮やかに決めた。米国チームの席に戻ったチャンは浮足立つことなく待機。満点を期待する「10 for Chen」と記された応援ボードが掲げられる中、飛び出した得点は111・71点。2つ前に自己ベスト105・46点を出した日本の宇野昌磨(24=トヨタ自動車)に6・25差をつける高スコアとなった。
だが、上には上がいる。この日のチェンより0・11点、高い世界最高点の持ち主こそ今大会3連覇を目指す羽生結弦(27=ANA)だ。2020年2月の四大陸選手権で111・82点をマークしている。もちろん今季とはプログラムも構成も違うため一概に比較はできないが、ファンの心情としては「安堵」といったところ。演技直後からSNSでは「チェンVS羽生」が話題となったが、多くのファンからは「ネーサンすごいけど羽生君の方が上」「今日のネーサンの上をいく羽生君の点数に改めて驚愕」「はやり羽生君は偉大」との声が挙がっていた。
とはいえ平昌五輪以降、羽生は直接対決で一度もチェンの点を上回っていない。両者の今季の構成や基礎点などを分析しつつ「チェン有利」を主張するファンもいる。果たして今大会はどうなるか。











