新たなG戦士が一歩を踏み出した。巨人で新設された女子硬式野球チームに所属する島野愛友利投手(神戸弘陵)、金満梨々那捕手(平成国際大)、吉安清投手(至学館)、山下陽夏外野手(大阪体育大)の4選手と、宮本和知球団社長付アドバイザー(57)が31日に、春季キャンプが行われる宮崎へと入った。

 異例のキャンプだ。一、二軍がキャンプ期間の前半を過ごす宮崎県内の施設で、女子チームも1日から始動。肩を並べて練習を行うため、島野が「見るものすべてが自分にとってプラスになると思うので、アンテナを張ってしっかり吸収していきたい」と話せば、山下は「(男子選手と話すのは)緊張しちゃうと思うんですけど…テレビで観ていた選手なので」と、初々しい表情も見せた。

 合同キャンプの妙案を企画した宮本アドバイザーには、ある一つの狙いがあった。「まずはプロのキャンプはどういう風に成り立っているのか、裏方の仕事もあるだろうし、そういったものを見せたい。いわば研修っていう部分もあります」。これには金満も「ジャイアンツの組織のことや、キャンプの流れなどを勉強していきたい」と述べ、吉安も「色々なところを見て吸収できればと思います」と語り、真剣な表情を浮かべた。

 女子野球界に大きな変革をもたらすであろう、今回の女子野球部新設。その第一章が、間もなく始まろうとしている。