DeNAのタイラー・オースティン外野手(30)が25日、オンラインで取材に応じた。15日に来日し、この日で隔離期間の最終日を迎えた助っ人は「好調です。体の状態も非常に良いです」と語り、2月1日からスタートする宜野湾キャンプにも2年ぶりに参加することになる。

 昨季はコロナ禍による来日制限で開幕に間に合わず一軍合流も4月上旬にまでずれ込んだ。それでも主に4番を任され、107試合出場で規定打席には僅かに届かなかったものの打率3割3厘、28本塁打、74打点をマークし、OPS(出塁率+長打率)も1・006と脅威的な数字を残した。中断期間中の東京五輪でも米国代表に選出され、シーズン同様の活躍で母国の銀メダル獲得に大きく貢献している。

 オースティンは「去年は来日が遅れて残念だったが、非常に充実したシーズンを送ることができた。今年は早めに来日し、中身の濃い練習とチームの人とコミュニケーションがとれる機会ができるのでとても嬉しい。キャンプ初日からワークアウトで体を動かせるので準備万端で臨みたい」と振り返り、笑みをのぞかせた。

 今オフは体の柔軟性や可動域を高めるため、新たにモビリティ・トレーナーと契約。モデルとしても活躍していた妻のステファニー・ダナさんに毎年作成してもらっているトレーニングプログラムも併せてこなしており「多岐にわたるメニューをほぼ毎日2時間ほど取り組んでいる」という。すでにコンディションは万全の様子だ。

 今オフ、DeNAと3年契約を結んで残留したことにも「契約延長は簡単な選択だった。横浜は私にとって非常に思い入れのある場所。妻も横浜を愛している。今回の3年契約が有意義になることを祈っている」と納得の表情を見せた。

 来日3年目となる今季に関しては「第一目標は優勝すること。私自身、負けるのが嫌いな性格なので、特に去年の失敗を繰り返さないように春季キャンプから調整していきたい。とにかく勝つために全ての力を出し切って、シーズン最後の日本シリーズで優勝することが目標」と力強い言葉を並べ、早くも闘争心をみなぎらせていた。