プロ4年目の日本ハム・野村佑希内野手(21)が、チーム待望の和製長距離砲として躍進を狙っている。現在は沖縄で同僚たちと自主トレ中で、来月1日から始まる春季キャンプに向けて重要視しているのが、主砲として1年間活躍するための「肉体改造」と「打球の飛距離」という。
野村は「野生化計画」と題し、ウエートトレを中心にパワーアップに励んでおり、体重は昨季の91キロから96キロに増加。24日のオンライン取材では「今年はパワーを発揮するというか。ウエートの種目で言ったら、スナッチであったりハイプルという種目であったり。ただ重さを挙げるのではなく、速く挙げたりとか。そっちに重点を置きながら(自主トレで)ウエートをしました」と話し、瞬発力を強化しつつ強靭な体作りを行ってきたと明かした。
そのかいあってか、打球の飛距離も飛躍的に向上しているようで「体が大きくなったのもありますし、そういう体の使い方を求めて練習してきたので。それが少しずつ成果として出てきたかなと思います」と手応えを口にする。
ここまで追い詰める背景にはチームの主砲としての期待が日に日に膨らんでいるからだ。長く4番に君臨していた中田翔(32)は同僚への暴行行為などもあり、昨夏にトレードで巨人に移籍。昨季までの日本ハム在籍5年で66塁打の大田泰示(31)も今オフに「ノンテンダー」の自由契約になり、DeNAに移籍した。もはや現チーム内には外国人選手を除けば、長距離砲は皆無。必然的に昨季99試合の出場で7本塁打、37打点の野村への期待が高まる。その自覚があるからこそ、本人も気概を見せるのだろう。
今季から指揮を執る新庄剛志監督(49)も、若き主砲候補の動向はSNS等を通じて注視している。だからこそ「ビッグボスも見ているので」とさらなる意欲をのぞかせる。ボスの熱視線に応えて、名実ともにチームの主砲に成長するか。












