ロシアでアイスホッケーの超名門クラブの監督に〝素人〟が就任し、「プーチン大統領のコネ」と物議を醸している。
英紙「タイムズ」は、ロシアのウラジミール・プーチン大統領の長年の盟友である財閥を率いるボリス・ローテンベルク氏の息子であるローマン氏が、同国アイスホッケー界屈指の名門であるSKAサンクトペテルブルクの監督に突如就任して波紋を呼んでいると報じた。
同紙によると、40歳のローマン氏はプロ選手としてキャリアやコーチ経験も全くない。大学で指導者免許は取っており同国リーグの副会長を務めているが、現場経験はなく〝素人同然〟とも言われている。
にもかかわらず国内最高の名門チームの監督に就任したことで同紙は「新人指導者がそんな名門チームの監督に就任されるなど聞いたことがない」としたうえで「パパのコネ」と疑惑を追及した。
ローマン氏の父のボリス氏はプーチン大統領と幼なじみで、現在も柔道やアイスホッケーをともに行うなどまさに親友の間柄。さらにSKAサンクトペテルブルクのオーナーであるゲンナジー・ティムチェンコ氏もプーチン大統領の最側近の一人として知られている。
実はボリス氏による〝コネ疑惑〟は以前にもあり、別の息子をロシアサッカー界の名門ディナモ・モスクワで選手として入団させたことがある。周囲からはプロ選手としての実力はないとされたが、数年の間プロ選手としてプレーした。
ロシアのスポーツ界でもプーチン大統領の影響力は絶大なようだ。












