ロシアフィギュアスケート界の重鎮タチアナ・タラソワ氏が、国際スケート連盟(ISU)の対応に不満をのぞかせている。

 ISUがウクライナ侵攻により、ロシアと同盟国のベラルーシを国際大会から除外している。一部の国際競技団体は制裁を緩和する一方で、ISUは毅然とした態度を貫いている。

 その中でロシアメディア「sports.ru」は「ISUは理事会をスペインで開き、ロシア人とベラルーシ人の参加資格について協議した。本日、同組織は今後数週間以内にこの問題を再検討すると発表された」と伝えた。

 この件についてタラソワ氏が反応。「私たちがやっていること、人生をかけて追求してきたことをあきらめるべきだっていうのか? バカなやつらのせいであきらめるべきだっていうのか」と糾弾した。

 近年のロシア勢は女子を中心に強さを発揮。2014年ソチ五輪、18年平昌五輪、22年北京五輪の女子はいずれもロシア勢が金メダルを獲得している。それだけに「私たちの国が世界のフィギュアスケートの発展にどれだけ貢献してきたか。私たちの選手やコーチがどれだけのことをしてきたか。どういうわけか、彼らはそれをすべて考慮に入れていない。それにしても、なぜ私たちは国際大会に出られないのだろうか」と首をかしげた。

 最後には「彼ら(ISU)には選択肢がない。われわれの(復帰という)決定を認めるだろう」と強気な姿勢を見せたが、ISUはどのような決断を下すのだろうか。