ロシア大統領府が中国と共同でドーピングの撲滅に向けて協力する方針を固めた。

 2022年北京五輪では、フィギュアスケート女子で金メダル候補だったカミラ・ワリエワのドーピング違反が発覚し、4年間の資格停止処分を受けた。過去にはロシアによる組織ぐるみのドーピング違反が認定されるなど、多くの問題が起こっている。

 その中でロシア大統領府は「両当事者(ロシアと中国)はスポーツにおけるドーピング撲滅に向けて協力する意向である」との声明を発表した上で「両当事者は五輪の価値観と原則に基づいた、平等な国際スポーツ協力のさらなる促進を支持する。両当事者は、上海協力機構(SCO)、BRICS、ユネスコなどの多国間組織や協会における体育・スポーツ分野の別機関の活動への参加も通じて、アプローチの調整を継続することに合意した」と明かした。

 さらに「最も関心の高い国内および伝統的なスポーツにおける交流のさらなる発展、ならびに地域間レベルでのスポーツ交流の強化の重要性を認識した。両当事者は、ロシアと中国のスポーツ施設において、冬季スポーツを含む合同トレーニングイベントおよびスポーツ競技会の開催を促進することに合意し、スポーツ教育および研究における協力のさらなる拡大の重要性を認識した」と説明。今後は2国間の連携をより強化していくというが、果たしてドーピング問題がクリアになる日は来るのだろうか。