スピードスケート女子の高木美帆(27=日体大職)が大先輩に感謝の言葉を送った。
北京五輪代表選考会最終日(31日、長野・エムウェーブ)の女子1500メートルで小平奈緒(相沢病院)との直接対決が実現。高木にとって小平は、自らを高めてくれる存在だ。「小平選手と同じ組で戦うのは、自分の中でうまく表現はできないけど、モチベーション、やる気も上がってくる」。特に2018年平昌五輪のシーズンから強く感じるようになったといい「国内でも力が入る。レースに向かっていく上で、そういう思いが湧き上がってくる選手がいるのは自分にとってもすごいプラス」と多くの刺激を受けてきた。
そんな戦友とのレースは「自分の幅を増やすためにも、前半から食らいつく」と果敢に攻め、1分53秒19の好タイムで優勝を果たした。レース後には「体の使い方が大きくなってしまった」と反省しながらも「自分の中ではまだもうちょっといけるんじゃないかな、いってみたいなっていうところがある」と一定の手応えを口にした。
今回の1500メートルは高木美、佐藤綾乃(ANA)、高木菜那(日本電産サンキョー)の代表入りが確実となった。小平は同種目の代表を逃したものの「今回の大会で改めて小平選手の存在がナショナルチームにとって大きかったと感じた。これから世界に向かっていくにあたって、すごい心強いチームメイトだなと感じている」と神妙に語った高木美。この日は明暗が別れたが、日本のダブルエースが〝共闘〟で北京の地に乗り込む。












