スペイン1部バルセロナが、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーからFWフェラン・トーレスに続いて〝神童〟のイングランド代表MFフィル・フォーデン(21)の獲得も狙っている。

 スペインメディア「エル・ナシオナル」は「シャビ監督がフォーデンをバルサのレジェンドでああるMFアンドレス・イニエスタ(神戸)のような存在とみなし、ラポルタ会長に獲得を進めるように要請した」と報じた。

 フォーデンはマンチェスターCやイングランド代表で主力の地位を築いており、本来ならば門前払いされるところ。しかしバルセロナ側には〝勝算〟がある。

 フォーデンは14日のリーズ戦後にMFグリーリッシュとともに夜遊びに興じる姿を現地メディアに激写されて大騒動に。新型コロナ感染者が急増し、プレミアリーグでも感染者が相次ぐ深刻な状況での軽率な行動に、グアルディオラ監督は激怒。2人をニューカッスル戦でベンチメンバーから外したうえで英公共放送局「BBC」に対して「私はピッチ内外の振る舞いに多くの注意を払っている。そしてピッチ外が適切でない場合、彼らをプレーさせるつもりはない」と断言した。

 フォーデンには〝前科〟があり、昨秋のイングランド代表の活動中に禁止されている部外者を宿舎に連れ込んで、一時代表から追放されている。愚行を繰り返したことでグアルディオラ監督の怒りは頂点に達しており、期限付き移籍も含めて放出の可能性が出てきたのだ。バルセロナはそうした事情を見越して、逸材の電撃獲得に乗り出した。

 バルセロナは今年だけでマンチェスターCから3人の選手を獲得している。就任したばかりのシャビ監督は特にグアルディオラ監督との信頼も厚く、再び〝ホットライン〟が発動されるか大きな注目が集まる。