巨人の畠世周投手(27)が21日に、都内にある球団事務所で契約更改交渉に臨み、1430万円増の3630万円でサインした。

 今季は先発としてスタートするも、シーズン途中から中継ぎに配置転換。以降はロングリリーフから守護神まで幅広く経験し、キャリアハイとなる52試合に登板して4勝3敗の防御率3・07の成績を残した。

 球団からも「複数回行ってくれてすごい助かった」と評価の言葉をもらった畠は「いろんなところを経験させていただいたのは感謝しかない。それを来年に生かせるようにいろいろやっていきたいなと思います」と、自身でも手ごたえを実感。来季の配置は未定の段階ではあるが「正直どこになるか分からないので何とも言えないが、挑戦していくっていうこと(が大事)。チームで日本一目指して頑張っていきたい」と、前を向いた。

 それでも、あくまで目標は先発投手としてのローテーション入りだ。「中継ぎだと早い(タイミングで)変化球や決め球になってくること多い。(先発登板して)緩急でずらしたりとかをやってみたいというのが今年やって感じた部分です」と、先発へのこだわりを告白。「データの話になるが、初球ストライク率や並行カウントで有利に進める(事が大事)。練習では難しいが、意識していきたい」と、オフには自らの課題と向き合っていくことを明かした。

 今季はチーム状況が苦しい中で、何度も危機を救ってきた右腕。その経験を活かし、来季もフル回転でチームの勝利に貢献していく。(金額は推定)