日本ハムの「ビッグボス」新庄剛志監督(49)が悩める清宮幸太郎内野手(22)を初指導した。

 守備練習に就く際、新庄監督に呼び止められた清宮はそのままの流れでビッグボスの緊急指導を受けることになった。

 ボスが現役時代に最も大事にしてきた股関節を意識させるようなポーズを取り守備、打撃の動きに連動させながら、その理論をゆっくりかみ砕きながら4年目の清宮に伝えた。

 新庄監督は4日の就任会見直後の報道陣との囲み取材で「まずは体のケア。(選手には)股関節を柔らかくしてほしいということを言います。やっぱり、動きの中心、バッティングのタメとか走り方とか、股関節が硬かったらケガをしやすくなる。(打球を)捕れるか捕れないかという時にここが柔らかかったら無理をしてもケガをしない。ボクの経験があるので」と股関節の大切さを語っていた。

 この日は時折、清宮の脇腹をつまみながら、そんなアドバイスもしていたようだ。