大谷翔平投手(31)が所属するドジャースは17日(日本時間18日)、本拠地でのパドレス戦に5―4で競り勝った。首位攻防戦で3連勝を収め、首位の座も奪い返し、2位のパドレスに2ゲーム差をつけた。
4―4の同点で迎えた8回。先頭のムーキー・ベッツ内野手(32)が一振りで勝負を決めた。スアレスの155キロストレートを振り抜き、左翼席へ値千金の13号ソロ。千両役者の勝ち越しに本拠地のファンは総立ちとなった。
殊勲のベッツは試合後、地元紙ロサンゼルス・タイムの取材に「久しぶりだ。ようやく打撃面でチームに貢献できた。守備面ではまずまずの仕事をできたと思う。でも、打撃面ではあまり貢献できていない。だから、その点で貢献できたのは良かった」としみじみ語った。
今季は開幕から不振が長引き、8日(同9日)のブルージェイズ戦後には「僕のシーズンは終わったようなものだ」と心境を告白。「素晴らしいシーズンではなかったと認めざるを得ない。でも、毎晩チームの勝利に貢献し、何か貢献し、打点を取り、プレーをし、そこに集中しなければいけない。もちろん、誰もが素晴らしいシーズンを送りたいとは思っているが、シーズンのことを気にしない方がずっと楽だ」と苦悩を打ち明けていた。
この告白後は8試合に出場して33打数9安打(打率2割7分2厘)、1本塁打、8打点をマーク。バットの状態は上向いている。
そんなベッツについて、米メディア「ヘビー」は「ベッツは最近、自身の苦境について哲学的な考えを抱くようになり、ある意味ではそれが彼にとってプラスになっているのかもしれない。シーズンが終わる前に、あらゆる面で成績を挽回しなければならないと感じているのではなく、ベッツは2025年の成績がどうなるかを受け入れているのだ」と解説。さらに「この精神が、彼がドジャースをこの終盤戦からプレーオフへと導くことに集中する助けとなっている」と続けた。












