ヤンキースがやらかした。後半戦スタートの18日(日本時間19日)の敵地ブレーブス戦に3―7で敗れたが、お粗末な走塁で自滅する場面があった。3回、一死一、二塁で2番・ベリンジャーが大きな右飛を打ち上げた。右翼のアクーニャが捕球したのを確認して二走のビバスが三塁にタッチアップを試みた。

 アクーニャから矢のような送球が背後に迫るのも知らず、余裕でセーフと思い込んでいたビバスはベース手前で減速。何食わぬ顔で立っていた三塁手アルバレスの演技にだまされ、タッチアウトとなった。何が起きたのか理解できない表情を浮かべたが、まさかの併殺となって3番・ジャッジに繋ぐことができなかった。

 実況席ではおなじみのアナウンサーのマイケル・ケイ氏らが吠えた。「こんなことはありえない。ジャッジが一、三塁で打席に立つチャンスを失ったことは小さなことだ。ジャッジからバットを奪ったんだ。三塁まで全力で走っていないし、スライディングもない。許しがたい。ヤンキースは走塁を強化しないといけない。もう1か月も前からだ」とマイクに怒りをぶちまけている。

 試合後、失意のビバスは「YESネットワーク」に「アルバレスがそこに立っていて、まるでボールを受け取っていないように見えた。私の責任です。アクーニャは強肩の持ち主でどこからでも送球できる。いいペースで走っていたのにペースが落ちてしまった。今後は起こらないようにしないといけない」と力なく話し、ブーン監督は「ビバスはだまされた。こんなことはあってはならないことだ」と頭を抱えた。