ヤンキースファンの暴走行為が思わぬ形で脚光を浴びている。ヤンキースが1―0で勝利した28日(日本時間29日)の敵地エンゼルス戦の7回、主砲アーロン・ジャッジのユニホームを着た若い男性ファンがフィールドに乱入。止めに来た警備員を鮮やかなフェイントで交わし、スマホで自撮りしながら涼しい表情のまま左翼から右翼まで外野を疾走した。

 フェンスを飛び越えて右翼スタンドへ戻ろうとした時、警備員にようやく捕まったが、警備員をまんまとあざむく軽やかなステップと快足ぶりを目の当たりにした観衆からは拍手すら起こった。

 これを大々的に取り上げたのが米メディア「デイリー・コーラー」で「ヤンキースファンはフィールドを走り、NFL契約を獲得するかもしれない」と大げさに報道。「警備員を振り切り、サクソン・クレーバー流の見事な駆け引きを演じた。警備員を振り切った彼のやり方には感心せざるを得ない。NFLのチームが時折、一般選手を試すという話はよく聞くが、この選手を試してみたら?」と現役最強RBのクレバー(イーグルス)を引き合いに出し、売り込んだ。

「ダラス・カウボーイズ、デンバー・ブロンコス、ラスベガス・レイダーズ、クリーブランド・ブラウンズの皆さん、RBが必要なのは分かってます。この選手を獲得しましょう!」と猛プッシュしたが、さて…。