MLB史上最高となる15年総額7億6500万ドル(約1147億円=当時)でメッツに加入したフアン・ソト外野手(26)が、波乱に満ちた1年目を送っている。
本拠地ニューヨークで行われた25日(日本時間26日)のドジャース戦では、内野ゴロの間に1打点を挙げて3―1の逆転勝利に貢献。だが、シーズン成績は出場した52試合で打率2割3分6厘、8本塁打、24打点と物足りない数字が並ぶ。当然、契約に見合わない働きぶりや怠慢走塁などを米メディアに連日突っ込まれ、16日(同17日)からの古巣・ヤンキースとの敵地3連戦では、ファンから容赦ないブーイングと罵声を浴びせられた。
そうした中、米全国紙「USA TODAY」の敏腕記者、ボブ・ナイチンゲール氏がこの日、昨オフに起きた空前の移籍劇の一端を報じた。
「ニューヨーク・ヤンキースは、フアン・ソトが12月11日に再契約する準備ができていたと確信している。彼は『もう少し時間が欲しい』と言い、昼食中に家族と相談するつもりだったようだが、気づくと家族に説得されてメッツと契約していた」
具体的な詳細は記していないが、メッツでソトの入団会見が開かれたのは昨年12月12日(同13日)。ヤンキース側も大詰めとなったソトとの残留交渉に手応えを見せていた中、急転直下で「家族」の意向が決め手となって移籍が実現したという。そのソトは入団会見で「彼ら(メッツ)が優勝にどれだけ飢えているかということが、間違いなく私の心を開いた」などと語っていた。
米メディア「FANSIDED」はナイチンゲール氏が明かした〝新事実〟に関連し「フアン・ソトの裏切りにはヤンキースファンを激怒させる隠された詳細があった」と報道。「(ヤンキースの)フロントの立場からすれば、怒るのは理解できる」とした上で「一般的な野球ファンは、ソトの芝居と物語にウンザリしているが、すぐには終わらないだろう」と指摘した。
5月も終わろうとしているが、ソトの周辺は騒がしいまま。雑音をシャットアウトするにはまずはバットで結果を残すしかなさそうだ。











