彼は野獣だ――。ツインズの先発右腕ジョー・ライアン投手(28)がこう語った相手は、かつて東京五輪で金メダルを争った侍ジャパンのエースであり、今やMLB屈指の支配力を誇るドジャースの山本由伸投手(26)だった。
インド系の米メディア「スポーツキーダ」によれば、ライアンは先日出演したポッドキャスト番組「Baseball Isn’t Boring」で、山本との意外な関係を明かした。2人は2021年夏の東京五輪で金メダルをかけて対戦しており、その時は侍ジャパンが勝利し、当時レイズ傘下のライアン属する米国代表は銀メダルに終わった。しかしライアンは「敗者」の目線ではなく山本の才能にただただ敬意を示し、その〝尊敬の念〟は今も抱き続けているという。
「彼がまだ(ドジャースと)契約前だった頃、UCLAで一緒にトレーニングしていたんだ。やり投げのルーティンまで見せてくれた。あれには驚いたよ」と明かし、さらに続けて「去年、ミネソタで再会した時も本当に嬉しかった。彼のメカニック、ルーティン、すべてが超一流だ」と絶賛。
その山本は現在、ドジャースで2年目を迎え、ここまで7試合で4勝2敗、防御率0・90、WHIP0・93と圧巻の成績を残し、ナ・リーグ投手部門で3・4月の月間最優秀投手賞に初めて輝いた。バッテリーを組むウィル・スミス捕手(30)も「今、彼は世界最高の投手のように投げている」とその完成度を称えており、今季のサイ・ヤング賞の有力候補とまでささやかれる存在となっている。
五輪で苦杯をなめたライアンが、個人としても投手としても成長を重ねる中で抱く〝山本由伸愛〟。自身もここまで今季登板7試合で2勝2敗、防御率2・93、WHIP0・90と好成績を刻む。かつてのライバルが今や最大のリスペクトを込めて語る言葉の数々が、何よりも山本の評価の高さを裏付けている。












