かつてのドジャースの中心選手で球宴出場経験もあるカブスのジャスティン・ターナー内野手(40)が前所属のマリナーズを猛批判した。

 メジャー通算198本塁打を誇るターナーは全国紙「USAトゥデイ」で「マリナーズは野球界最高の投手陣を擁しているのに、彼らが1試合差でプレーオフを逃し、インパクトのある打者を1、2人追加しなかったという事実は、私にはまったく不合理に思える」と批判を展開した。

 2022年までの8年間をドジャースの中心選手として過ごしたターナーは、昨季途中にブルージェイズからマリナーズに移籍。オフにFAとなり契約延長を希望していたが、カブスと1年総額600万ドル(約8億8800万円)で契約した。

 そのターナーは「正直に言って、私はマリナーズに戻りたかったが、もし私が彼らが戻した唯一の選手(野手)だったとしたら、私は同じことを言っていただろう。私たちは一体何をしているんだ? 努力しているのか?」とマ軍の消極的な姿勢に首をひねった。

「今が実行するのに最高のタイミングだった。だから、彼らが何をしているのか分かりません。とても混乱しています。頭を悩ませています」とフロントの動きが信じられなかったという。

「オフシーズンに何度も球団に言ったんだ、君たちの投手陣はユニコーンだ」とターナーは止まらず。「これは野球史上最高の先発投手5人かもしれない」と昨季ア・リーグトップの成績を誇るローガン・ギルバート、ジョージ・カービー、ブライス・ミラー、ルイス・カスティーヨ、ブライアン・ウーの5枚看板をほめた。

 だがフロントは野手補強にはまったく動かず。「球団の歴史上、今年ほど打者を2人加えて勝ち星を挙げるのに絶好の時期はないだろうだが、彼らはそれを逃した。ピート・アロンソは絶対に獲得できると思っていたのに、どうして彼を追いかけないんだ? 冗談でしょ?」(ターナー)

 攻撃力を必要としていたチームにとって、今オフ、市場に出ていたフアン・ソト、アレックス・ブレグマン、ピート・アロンソの誰にもオファーしなかったことは確かに「不合理」だ。もちろん財政的な事情もありマネーゲームを避けることは間違いではない。強力先発陣でマリナーズが守り勝つことができるか注目だ。