第96回選抜高校野球大会のV候補筆頭に挙げられる大阪桐蔭は第5日第2試合で北海(北海道)を迎え撃つ。覇権奪回に燃える西谷監督は「仕上がりは分からないけど、気持ちは高まっている。いつも初日に当たるつもりで準備をしている。関西なので地の利があるのでゆっくり準備をする。次のことを考えず、北海さんのことを考えるようにしたい。相手データを見るより自分たちのこと。ここから一気にいくようにしたい」と意気込んだ。

 昨夏は大阪大会で敗れ「悔しさを持ってスタートしてきた」。秋の大阪大会、近畿大会を制し、選抜切符を勝ち取った。新チームは主戦の平嶋(3年)を始め、南(3年)、森(2年)ら全国屈指の投手力を誇るが「一生懸命みんなやってくれている。投げれる人数は多いと思う。誰かが抜けてくれないと勝ち上がれない。誰が本当のエースになるか、楽しみ」とした。

 監督として甲子園通算勝利数が現在67勝となり、智弁和歌山を率いた高嶋仁監督の持つ記録にあと1勝と迫っている。記録更新もあるだけに「とにかく勝つこと、勝ちたい。勝っていけばそれにつながる」と力を込めた。

 大敵に挑むのは北の名門・北海。平川監督は「体も大きく、球も速い投手が何枚もいる桐蔭さんとやれるのは名誉なこと。いい経験になると思います」と対戦を楽しみにした。