元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が26日、X(旧ツイッター)を更新。娘への暴行容疑で現行犯逮捕されたプロ野球・巨人の阿部慎之助監督について言及した。阿部氏はこの日、監督辞任を発表した。

 橋下氏は巨人・山口寿一オーナーが「監督を続けることは許されない」と話したことを伝える記事を引用。その上で「違うと思う。今、児童相談所・警察は初動において子供保護のためには過剰気味に動く。その後当事者からきちんと説明があれば社会は許すべき」と真逆の見解を示した。

 かつて自身が大阪府知事や大阪市長を務めていた際は児童相談所や警察に対して「あとから間違っていたとしても過剰気味に子供保護に動くように指示を出した」という。「その時に厳しく対応せずに子供の命が失われて後から後悔するよりも、間違ってもいいから過剰に対応して、間違っていれば謝ればいいと」と考えを説明した。

 一方で「しかしその後の当事者の説明で、家庭内で対応できそうであれば、社会は家庭に委ねるべき。過剰な社会的制裁は、むしろ児童相談所や警察の動きを鈍らせる」と、社会制裁が厳しすぎると児相と警察の動きに遠慮が出かねないと指摘した。

 最後に「ファン商売である巨人も、世間からの反発を気にしてこのような対応を取らざるを得ない。あとは社会の反応次第。阿部さんの子供さんを守るためには、社会が阿部さんに反省を求めつつも許していくべき」と訴えた。

 阿部氏は25日、自宅で娘2人の姉妹ゲンカを仲裁に入ったところ、長女の態度に腹を立て、つかんで倒すなどした疑いが持たれている。児童相談所からの通報を受け、警察が駆けつけ現行犯逮捕。呼気検査の結果、アルコール反応が検出された。

 長女はチャットGPTに相談して児相に連絡。児相から警察に連絡がいったことで現行犯逮捕となっていた。一方で長女は手紙で「このような大事になってしまったことは深く反省しています」としていた。