ポスティングシステムで山本由伸投手(25)の争奪戦に惜しくも敗れたヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが、交渉の経緯を振り返った。ドジャース、メッツ、ヤンキースと交渉が大詰めを迎え、山本は最終的に12年3億2500万ドル(約465億円)でドジャースを選択。ヤンキースは10年3億ドル(約420億円)と年換算で上回りながらも、あと一歩及ばなかった。

NPBの試合も熱心に視察を行うヤンキース・キャッシュマンGM
NPBの試合も熱心に視察を行うヤンキース・キャッシュマンGM

 米メディア「トーキン・ヤンクス」に出演したキャッシュマンGMは「彼がニューヨークに私たちを彼が訪ねてきた時、寒くて雨が降って(代理人の)ケーシー・ワッサーマンの自宅で素晴らしいミーティングができた。素晴らしい関係を築けた。彼は我々とドジャースとの間で非常に難しい決断を迫られたと思う。残念ながら2位でブライズメイド(花嫁付添人)に終わった。私たちはカリフォルニアの西海岸をシミュレーションできなかった。最終的に他のチームを選んだのは残念でした」と失望感を口にした。先に入団していた大谷翔平が交渉の席にいたことも敗因となったかもしれないという。

 それでも「彼は本当に才能ある選手で素晴らしい投手。ここ米国でもうまくやっていけると思うし、私もその人柄が好きだ。いいところは彼がア・リーグ東地区ではなく、ナ・リーグにいることだね」とエールを送っている。