競泳のアジア大会代表選考会兼日本選手権3日目(30日、横浜国際プール)、男子200メートルバタフライは、本多灯(20=アリーナつきみ野SC)が1分54秒72で優勝。3連覇を達成したが、悔しさの残るレースとなった。
先につながる泳ぎができなかった。「前半で突っ込んでどれだけ耐えられるか」をテーマに掲げていたものの、25メートル過ぎで「キツいかも」。後半に失速するのを恐れ「安全な方をとろうとして守りに入ってしまった」と攻め抜くことができなかった。レース後には「僕の気持ちの弱い部分が出てしまった」と肩を落とした。
昨夏の東京五輪では、200メートルバタフライで銀メダルに輝き「やっと去年の五輪でスタートラインに立った」と確かな手応えをつかんだ。ところが、肝心なところで甘さが出た。「ちょっとスタートラインより1歩ズレた感じがした」と猛省。ただ、引きずらないのが本多の長所。「今回はまた強くなれる分を多く見つけることができた」とすぐさま前を向いた。
リベンジの舞台は6月に開幕する世界選手権だ。「自分の今年の目標である(200メートルバタフライで1分)52秒台を出して、400メートル個人メドレーで表彰台に立ちたい。集中して五輪の時以上に頑張りたい」と気合は十分。この日の妥協を必ずプラスに変えてみせる。












