フィギュアスケート女子でミラノ・コルティナ五輪金メダルのアリサ・リュウ(米国)の〝影響力〟は絶大のようだ。

 米国各地で開催中のアイスショー「スターズ・オン・アイス」には、リュウや男子のイリア・マリニンら、多くのトップスケーターが参戦。米メディア「USA TODAY」は「アイスショーのチケットは完売しており、その大きな要因はリュウ選手の存在だ。彼女の名前は観客を大いに沸かせ、特にショートプログラムの「Promise」や話題となった「Stateside」のパフォーマンスは大きな注目を集めている」と報じた。

 リュウの存在感は他の選手も実感している。アイスダンスのエバン・ベイツは「ショーで出会った何人かの人が『フィギュアスケートは今まで見たことがなかったけれど、五輪でアリサを見て、チケットを買った』と言っていた。新しい観客層にアプローチし、見たことのない人々にも触れることができるのは、本当にありがたいことだと思う」と指摘した。

 またマリニンが「もっと多様性と個性が必要だった」と語っていた中で、リュウがもたらす意義は大きいという。ベイツは「スケートという枠を超えている。彼女という人間そのもの、彼女の考え方、人生への向き合い方、そして自分自身に正直であること。それこそが、本当にすばらしいこと。彼女は何百万人の人々とつながっていて、私たちは彼女をとても誇りに思う」と褒めたたえた。

 リュウのパフォーマンスは、人々の心を大きく動かしている。