国際オリンピック委員会(IOC)は7日、2030年フランス・アルプス五輪でフィギュアスケートシンクロナイズドスケーティングの9人制「シンクロ9」を採用すると発表した。

 関係者によると、かねて「シンクロ9」の採用に向けて調整。26年ミラノ・コルティナ五輪期間中も精力的に動いていたという。ISUは公式ホームページを通じ「ついにこの時がやってきました。長年の夢が現実となったのです。IOCが歴史的な決定を下したことを、誇りをもって祝います」とコメントした。

 さらに「この決定は1994年にISUの正式種目として認められて以来、大きな進歩を遂げてきたシンクロナイズドスケーティングの歴史において、決定的な瞬間となる。シンクロナイズドスケーティングの選手たちは、史上初めて五輪の栄光を目指して競い合う機会を得ることになり、世界中の選手、コーチ、関係者、そしてファンが長年抱いてきた夢が実現する」と興奮気味に伝えた。

 金載烈(キム・ジェヨル)会長は「『シンクロ9』は、チームワーク、正確さ、創造性、そして芸術的な一体感といった、シンクロナイズドスケーティングを特別なものにしているすべての要素を捉えつつ、新たな観客を魅了するよう設計された、ダイナミックで親しみやすく、刺激的な新しい形式でこの競技を紹介します」と魅力を紹介した。

 その上で「この取り組みは、革新的かつ効率的な運営形式を通じて、フィギュアスケート競技に真に独自のイベントを冬季オリンピック競技大会に導入することで、IOCの『未来にふさわしい大会』という理念にも完全に合致しています」と称賛。フィギュアスケートの新たな序章が幕を開ける。