【ノースカロライナ州サザンパインズ4日(日本時間5日)発】米女子ツアー今季メジャー第2戦「全米女子オープン」3日目(パインニードルズロッジ&GC=パー71)、21位から出た小祝さくら(24=ニトリ)が73とスコアを落としたが、通算1オーバーの24位で日本勢最上位をキープした。

 1番パー5でバーディー発進すると、その後は4つのボギーが来てしまい後退してしまうが、16番パー3で4メートルを沈めて意地を見せた。「今日は途中でボギーが続いてしまった。ティーショットのミスもあったし、バーディーチャンスも来ない感じのゴルフになってしまった」。それでも終盤にショットの復調も感じており「最終日はいいゴルフをできるようにしたい」と前を向いた。

 さらにこんなことも口にした。「ギャラリーの人数は、予選よりも多くて、日本人の方もけっこう来ていたので、海外という感じはしなかった」。米国での戦いだが、〝アウェー〟の雰囲気を感じていないのもプラス材料かもしれない。通算13アンダーで首位のミンジ・リー(オーストラリア)とは差がついてしまい優勝は難しいが、初日から続く日本勢最上位を守れるか。

 そのほか日本勢は、畑岡奈紗(アビームコンサルティング)とアマチュアの馬場咲希(日本ウェルネス高)が通算2オーバーの31位。西郷真央(島津製作所)は通算4オーバーの46位、高木優奈は通算6オーバーの57位となっている。