【国内女子ツアー】ミレニアム世代のエース・安田祐香が3か月半遅れの開幕戦を振り返る 「差を感じた」発言の真意

2020年07月06日 16時00分

自粛期間中はお菓子作りをしていたという安田祐香(写真は本人提供)

 新型コロナウイルス禍の影響でトーナメントの中止が相次ぐ中で、6月25日から29日まで女子ゴルフの国内ツアー開幕戦「アース・モンダミンカップ」が開催され、今季のルーキーたちがようやくプロデビューを果たした。アマ時代からツアーをにぎわせてきた安田祐香(19=NEC)もその一人。デビュー戦から1週間、ミレニアム世代のエースが3か月半遅れの開幕戦を振り返る。“あのコメント”の真意とは――。

 ――プロデビュー戦の緊張感はあったか

 安田 久しぶりで試合勘がなくなっているので、緊張するんだろうな、昨年みたいなプレーができるかなという不安はあったんですけど、緊張は初日のスタートだけで、その後はいつも通りにできたと思います。

 ――通算3アンダー、28位という結果には

 安田 スコアは良かったかなと思います。練習はしてきたんですけど、改善するところも見つかったので、これから修正しなくちゃいけないですね。

 ――具体的な修正点は

 安田 いい時に比べると、トップが大きくなっているなと感じています。私はトップでタイミングを取るので、トップが大きくなるとタイミングが合わなくなります。あとはもう少し腰の切れがあるといい球が打てるのかな。手打ちになると、左にしか行かなくなるので…。ひと言で言うと、無駄な動きがある感じです。

 ――悪天候の影響で、最終ラウンドは月曜日(6月29日)に行われた

 安田 ラウンドの途中からではなく、丸一日順延になったので、変な感じはあったけど、しんどいとかはなかったです。

 ――試合後、最終日に同じ組だった河本結(21=リコー)と「差を感じた」とコメントした

 安田 ラウンド中に河本さんとキャディーさんの「後半はフェードでいこう」という会話が聞こえてきたんです。試合中に球筋を変えたり、そういう挑戦をするって勇気がいると思うんですけど、その後に「やっぱ、これ」っていう声も聞こえて…。こういう選手が米ツアーに挑戦するんだなと思いました。

 ――難しい9番パー3で初日から3日目までバーディー。右手前の池は気にならなかったか

 安田 風があって難しかったんですけど、いいショットをすれば普通に(グリーンに)乗る、ミスしなければ池には入らないと思っていました。初日は雨だったので、やらかしちゃったら仕方ないって感じでしたね。

 ――2日目は最終9番のバーディーで予選を通過した

 安田 カットライン(に1打足りないこと)は分かっていたんですけど、私は午後の最初のスタートで、風も強かったので、最終的にカットラインは下がるかなと思っていました。だからバーディーを狙ったわけではなく、ボギーを打たないようにと考えていました。

 ――それでもプレッシャーはかかる

 安田 予選はもちろん通過したかったんですけど、プロテストと違って、絶対に通らなければいけないという感じではなかったので、楽しもうと思っていました。

 ――初賞金(約139万円)は貯金と話していたが、使い道は見つかったか

 安田(今春、社会人になった)姉に「AirPods」(ワイヤレスイヤホン)を買いました。仕事で電話する時にも使うらしくて、欲しいと言っていたので。両親に? 今の
ところ決まってないです(笑い)。

 ――次の試合(現時点では8月14日開幕「NEC軽井沢72」)までまた時間がある

 安田 初戦は結果オーライが多くて、内容的には何をやっているんだろうという感じだったので、課題はたくさん見つかったと思います。最終日の後半に3パットを2回してしまって、15メートルぐらいのロングパットも課題だし、そこに打たないようにショットも調整したいです。

 ――次はもっと上位で

 安田 ショットが良ければ、上位にも行けると思うので、自信を持って打てるように、練習で妥協しないようにしたいと思います。