男子ゴルフ五輪枠争奪戦 石川遼の大逆転可能性は?

2020年01月09日 16時30分

石川は大逆転で東京五輪切符をつかめるか

 東京五輪の2つの枠を巡る男子ゴルフの日本代表争いが9日(日本時間10日)開幕の米ツアー「ソニー・オープン」(ハワイ州)で幕を開ける。

 同大会には五輪出場に最も近い位置にいる世界ランキング22位の松山英樹(27=LEXUS)、同30位の今平周吾(27)が出場。松山がその後も主戦場の米ツアーでプレーする一方、今平は同60位以内の資格で欧州ツアー「オメガ・デザート・クラシック」(23日開幕、UAE)に参戦予定だ。「ソニー・オープン」には同106位で日本人4番手の星野陸也(23)も出場。ランキングの差を考えれば、逆転は容易ではないが、ポイントの大きい米ツアーで優勝争いにからめば、一気に可能性が広がる。

 さらに来週は日本ツアーの開幕戦でもある「SMBCシンガポールオープン」(16日開幕)が行われる。日本人3番手のランク80位から逆転で五輪出場を目指す石川遼(28=CASIO)はこちらが2020年の初戦。日本ツアーは4月の国内開幕まで3か月間、試合がないため、大会後は海外ツアーに出場し、ランクアップを狙う構えだ。

 昨年12月の「日本シリーズJTカップ」を制し、可能性を残した石川は「首の皮一枚ですよね」と自身の置かれた状況を表現。日本人選手としては群を抜く実績を持つ松山、2年連続賞金王の今平が大きくランクを落とすことは考えにくいだけに、石川もメジャーなど、大きな舞台での活躍が欲しいのは同じだろう。

 五輪代表争いの最終戦はそのメジャー「全米オープン」(6月18~21日、ニューヨーク州)。まずは出場権を得るところからだが、大逆転の可能性は最後まで残されている。