【男子マラソン】大迫傑 五輪は「大きな目標」も「中止になれば次の目標に向かって行くだけ」 

2020年07月16日 11時46分

オンライン取材に応じた大迫(株式会社アミューズ提供)

 男子マラソンの日本記録保持者で東京五輪代表の大迫傑(29=ナイキ)が16日、オンラインで報道陣の取材に応じ、新型コロナウイルス禍で開催が不透明になっている五輪について「中止になれば次の目標に向かって行くだけ」と語った。

 米国を生活拠点としている大迫は「普段から必要以上な外出はしていないし、練習場所との往復や練習自体も1人や少人数でやっているので、そんなにストレスは感じていない」と大きな支障はないという。

 そんな中、五輪が1年延期となったが「本来であれば(3月の)東京マラソンから4~5か月と期間が短かったので余分に時間が取れてしっかり準備ができるなと。僕としてよかったとは言えないけど、プラスにできたことは多かったと思う」を前向きだ。

 自ら日本記録を更新するなど進化を続ける大迫にとって五輪の位置づけは「大きな目標の一つ。自分の年齢からしても脂が乗ったときに迎えられる大会なので集大成の一つとして狙うべき大会」ときっぱり。

 一方で「ただ、こればかりはコロナの影響もあるのであるかどうか分からない」と前置きし「それがなくなれば、次の目標に向けてやっていくだけ。何としてでも開催してほしいという思いは、ないわけではないが、そこまで強くないというか。なければまた別の目標に向かって自分の価値を上げていくためにやる」と話した。

 今後のレースプランを「ケースバイケース」とする29歳は冷静さを保ちつつ、静かに闘志を燃やしている。