テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」のコメンテーターで同局社員の玉川徹氏が9日、同番組に生出演。オランダの公共放送が北京五輪開会式を中継中、現場にいた中国の警備員に妨害されたことに私見を述べた。
4日、オランダの公共放送が開会式の会場付近で生中継を行っていた際、警備員が割り込み、中継は一時中断となった。
記者が規制区域に入っていたことなどが指摘されているが、IOCの広報部長は「不幸な状況だった。警備員がやりすぎたと思う」という見方を示している。
玉川氏は「映像にあったケースが本当にどうだったのかはわかりませんけれども、ただ(オランダの)記者が何度も警察に妨害されているとおっしゃっていることには、僕は信頼できるなぁと思っているんですね」とコメント。
続けて「結局、報道の自由というのは基本的人権の1つである自由権ですよね。中国ではそれが残念ながら、ないがしろということ。色々言われていますけど、ある種の人権というものが軽視されているのは、こういうところからも証明されちゃうんじゃないですかね」と私見を述べた。