イングランド・プレミアリーグのチェルシーでトーマス・トゥヘル監督の解任が浮上している。

 チェルシーを巡っては米大リーグのロサンゼルス・ドジャースの共同オーナーを務めるトッド・ボーリー氏への売却が決まったばかりだが、新体制の下で指揮官の交代も検討しているようだ。

 英メディア「フットボールインサイダー」は「チェルシーのボス、トーマス・トゥヘルはクビに直面する可能性がある」と報道。元イングランド代表GKポール・ロビンソン氏の話をもとに「ブルース(チェルシーの愛称)がトップ4から脱落した場合、トゥヘルの仕事は疑わしいものになる」と今季の成績次第で解任の可能性があると指摘した。

 チェルシーは現在3位につけているが、直近5試合は内容が悪くわずか1勝と低調さが目立っている。4位アーセナル、5位トットナムの猛追で、来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を得られる4位以内を逃した場合、更迭される公算が高いというわけだ。

 新オーナーが最初に着手するのは監督問題となるのか。今後の動向に注目が集まる。