欧州チャンピオンズリーグ1次リーグ最終節(7日=日本時間8日)、B組でリバプール(イングランド)の日本代表MF南野拓実(26)はアウェーのACミラン(イタリア)戦に2試合連続で先発出場し、無得点ながらも2―1の勝利に貢献した。
前半29分、ACミランに先制を許したリバプールは36分にエースのエジプト代表FWモハメド・サラーがゴール前でこぼれ球を押し込んで同点とすると、後半10分にベルギー代表FWディポッグ・オリギが勝ち越し弾をマークした。南野も本職ではないインサイドハーフで出場。積極的に攻め込むとともに、守備にも奮闘。後半アディショナルタイムに交代するまで走り続けた。
すでに首位通過を決めているチームも6連勝で1次リーグを締めくくった。ユルゲン・クロップ監督は「パフォーマンスはすごく素晴らしかった」とイレブンをたたえると、南野について「タキ(南野の愛称)は本来のポジションではない。本当に例外的だった。同じメンバーで戦うことはできない。(それでも)タキはスペースを生かしてプレーした」とし、この日のパフォーマンスを評価していた。